みなさんこんにちは、ハル次郎です。この記事では SEKAI NO OWARI による夏の曲(サマーソング)を紹介します。そしてセカオワの夏に聴きたい曲・夏にピッタリの曲にも併せて言及します。
不死鳥
この曲はYouTubeで無料配信されていません(2021年8月27日現在)。各種ストリーミングサービス、もしくはCDから聴けます。試し聴きはこちらから。
セカオワ3枚目のシングル「INORI」の収録曲。夏を舞台に主人公(人間)と最新型ロボットが恋に落ちるという架空の物語が歌われています。いつかは死んでしまう主人公と永遠に生き続けるロボット。ふたりの《いつまでも一緒に生きたいという想い》と《天国(もしくは地獄)で再会したいという想い》が交錯します。
誕生と死、朝日と星空、夏の始まりと終わりなどが対比されている哲学的な歌詞です。これは SEKAI NO OWARI(世界の終わり)というバンド名にも通じるテーマかもしれません。
花鳥風月
この曲はYouTubeで無料配信されていません(2021年8月27日現在)。各種ストリーミングサービス、もしくはCDから聴けます。試し聴きはこちらから。
セカオワ3枚目のシングル「INORI」の収録曲。夏の空を見上げながら大切な人を想うバラードです。歌詞には 静かに風がささやく や 草木や花も鳥も眠り夢を見る夜 など夏らしい言葉が散りばめられています。
月が綺麗だねと隣であなたが微笑む という歌詞があるためラブソングだと解釈することもできます。かつて夏目漱石が “I Love You” を月が綺麗だねと訳したためです。
ムーンライトステーション
この曲はYouTubeでライブ映像のみ配信されています。アルバム収録音源のYouTube無料配信はされていません(2021年8月27日現在)。各種ストリーミングサービス、もしくはCDから聴けます。試し聴きはこちらから。
セカオワ3枚目のアルバム「Tree」の収録曲。真夏に月から降りてきたかぐや姫と、主人公の同棲生活について歌われています。現代版かぐや姫といった内容です。
YOKOHAMA の花火大会、立ち入り禁止の場所で眺めたね や あれから二度目の夏が来て、色んな所に出掛けたね 今年の夏は電車で海にでも行こうかなんて話して など、とても夏を感じられる歌詞です。
向日葵
この曲はYouTubeで無料配信されていません(2021年8月27日現在)。各種ストリーミングサービス、もしくはCDから聴けます。試し聴きはこちらから。
セカオワ5枚目のアルバム「Lip」の収録曲。叶わない恋に振り回される主人公の気持ちが歌われています。主人公の片想い相手を太陽に例え、その彼に憧れ視線を送る人たちを「向日葵」と表現しているのが特徴的。爽快感があるギターの音や、”入道雲” や ”祭りの音” などのキーワードが夏を演出しています。
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Summer
この曲はYouTube無料配信、および各種ストリーミングサービスでの配信がされていません(2021年8月27日現在)。ベストアルバム(CD)を購入することで聴けます。ベストアルバムの詳細はこちらから。
ベストアルバム「SEKAI NO OWARI 2010-2019」に限定収録されたボーナストラック。セカオワの男子メンバー3人(Fukase、Nakajin、DJ LOVE)が、Saoriの誕生日にプレゼントした楽曲です。メンバーの夏の思い出が歌われています。この曲のサビのメロディーは2018年リリースの楽曲「サザンカ」にも使われました。
おまけ:夏にピッタリの曲
セカオワには明確な夏の曲(サマーソング)ではなくても、夏にピッタリの曲があります。夏に見ることができるペルセウス座流星群が登場するRPGや、夏の星空を見上げながら聴くのにぴったりなスターライトパレードなど。他にも夏に似合うセカオワの曲はたくさんあるので、みなさんもお気に入りを探してみてください。