みなさんこんにちは、ハル次郎です。ONE OK ROCK はロックソングをリリースするバンドですが、ポップス寄りの曲もあります。この記事ではそんなワンオクのポップな曲で代表的なものを5曲紹介します。
1. Paper Planes feat. Kellin from Sleeping with Sirens
この曲はYouTubeで無料配信されていません(2021年8月28日現在)。各種ストリーミングサービス、もしくはCDから聴けます。試し聴きはこちらから。
2015年のアルバム「35xxxv」(読み方:サーティーファイブ) の収録曲。ロックにこだわっていたワンオクがいきなり出したポップソングです。
米国のバンド『Sleeping with Sirens』のKellinがワンオクのデモ音源を数曲聴き、最も気に入ったこの曲でコラボを申し出たのがきっかけ。メンバーのTakaはインタビュー*で「今回は怖いもの見たさで(アルバムに)入れてみました」と語っています。
*出典:https://gekirock.com/interview/2015/02/one_ok_rock_1_3.php
2. One Way Ticket
この曲はYouTubeで無料配信されていません(2021年8月28日現在)。各種ストリーミングサービス、もしくはCDから聴けます。試し聴きはこちらから。
2017年のアルバム『Ambitions』に収録された大人気のバラード。心地いいテクノ風サウンドが特徴的です。
「安心できる君のもとへ片道切符で向かいたい」という歌詞の曲。英語詞だからこそ最後の日本語パートで引き込まれます。ボーカルのTakaが長年憧れていた米国のバンド『Linkin Park』のMike Shinodaがプロデューサーとして参加しています。
3. American Girls
この曲は国内でストリーミング配信されていません(2021年8月28日現在)。YouTubeとCDから聴けます。
2017年のアルバム『AMBITIONS INTERNATIONAL VERSION』収録。所属するレーベルから「アメリカのラジオ向けのキャッチーな曲を作れ!」と言われてできた曲です(必ず流れるという保証はありませんでしたが…)
この曲の《アメリカンパンク風な曲調》と《”女性を追いかける” というアイドル風の歌詞》を、ボーカルのTakaは気に入りませんでした。しかし実際にこの曲が米国のラジオで流れているのを聴いてTakaの考え方が変わりました。
この『米国の大衆にウケやすい曲を作る』という姿勢は、ワンオクの後の制作スタイルに影響を与えたといわれています(アルバム『Eye of the Storm』が顕著)
本項目の情報源:https://highsnobiety.jp/p/taka-oneokrock-issue02/
4. Change
2018年に配信リリースされ、翌年アルバム『Eye of the Storm』に収録。Honda Jet のテレビCMで有名になりました。ワンオクの「以前の自分達に挑み”変化”し続ける」という姿勢が歌われています。
また次のアルバムのサウンドが大きく”チェンジ”するという暗示だったとも解釈できるかもしれません。曲も3分以内と短めなので、普段英語の曲を聴かない人でもサクッと楽しめます。
5. Stand Out Fit In
2019年のアルバム『Eye of the Storm』に収録。人種や性別、ジェンダー、障がい、個性などをテーマにした楽曲です。タイトルを訳すと「はみ出してなじめ」という意味になります。
個人的には夜のドライブで聴くのがおすすめ。またYouTubeで公開されている53名のオーケストラを従えた迫力満点のライブ映像は必見です。