みなさんこんにちは、ハル次郎です。
先日 SEKAI NO OWARI のボーカルFukaseが新曲「the days」をインスタグラムで公開しました。
本記事ではその「the days」の歌詞を僕なりに考察していきたいと思います。
※本記事ではFukase作詞部分のみの解釈・考察になります。
1. そもそもthe daysってどんな曲?
新型コロナウィルスによる外出自粛中にFukaseが作詞・公開した曲がこの「the days」です。
2020年4月13日にインスタグラムで公開されました。
なので正確には SEKAI NO OWARI 名義の曲というよりはFukaseが個人的にSNSに公開した曲ということになります。
この曲はマイクリレー最初の1曲でこれから様々なミュージシャンがここに曲をつなげていくと考えられます。
2. the daysという曲名の意味を考察
曲名の the days にはどのような意味が込められているのでしょうか?
the days を日本語に訳すと「あの日々」「あの日常」となります。
現在、新型コロナウィルスによる外出自粛で多くの人が家の中で生活しています。
Fukaseも家の中で長時間 生活していることSNSで明らかにしています。
この外出自粛で多くの人がそれまで当たり前だった日常を送れず、今までの日々がいかに大切だったかに気がついています。
この曲のサビには Dear ordinary day(親愛なる普通の日々、愛しい日常)という歌詞があります。
そのことからも「今までの日常がいかに大切だったかに気がついた」「あの懐かしい日々にまた戻りたい」という意味で曲名が the days になったと考えられます。
3. the daysの歌詞解釈
ここからは the days の歌詞の考察です。
まずは歌詞全文を自分なりに解釈していきます。
星の数程ある星の数だとか
奇跡はただの結果論だとか
マリンスノーは死骸なんだとか
身体に毒なオーロラですだとか
ロマンチックのカケラも
ないようなビジネスロマンチスト
素直じゃないなと笑うキミ
それもいつしか過去の日に
-解釈-
「星の数ほどある」ってよく言うけど
それは「多い」ということを
都合よく綺麗な言葉で表現しただけ。
良い結果になったと分かった後で
「奇跡」と呼ぶのも都合が良すぎ。
海中に降る雪のようなマリンスノーは
本当は微生物の死骸でしかない。
壮大なオーロラだって
実は有害な紫外線を出していて
身体に有害だよね。
そう言ってしまうほど
僕はロマンチックとは程遠い気分で
いつもロマンチックな人を演じるのは
ビジネスのためだとも思えてくる。
このロマンチックじゃない僕の話で
キミは「素直じゃないな」と微笑んだ。
でもあの愛おしい日々は過去のもの。
あの日々に想い馳せる1人
街はいつのまにかひっそり
こんな夜は俺をロマンチストに
未来の2人のヒストリー
星の数程の出逢いの中で
キミに出逢えたこの奇跡
死ぬまで一緒にいようねなんて
オーロラツアーも行こうよ
なんてね
-解釈-
キミと過ごせたあの日々に
ひとりで想いを馳せているよ。
街には誰もいなくてひっそりしてる。
今晩はキミが言うように
素直でロマンチックな気分になるよ。
そして穏やかな日々が戻ってきたら
どんな未来をキミと過ごしたいか歌うよ。
星の数ほどの出会いがある中で
キミに出会えたのは奇跡だと思うし
死ぬまで一緒にいたいなんて感じるよ。
オーロラを見るツアーにも出かけたいな。
Dear my days
Dear our days
Dear ordinary days
-和訳-
愛おしい僕の日々へ
愛おしい僕らの日々へ
愛おしい日常へ
以上が僕なりの歌詞の解釈です。
冒頭の歌詞で否定的だった「星の数程」「奇跡」「マリンスノー」「オーロラ」が、後半ではロマンチックに歌われているとこがいいなと思いました。