みなさんこんにちは、ハル次郎です。2020年5月16日午後9時、ONE OK ROCK のYouTube公式チャンネルに新たな動画が公開されました。ワンオク最大のヒット曲「完全感覚Dreamer」をもじった「完全在宅Dreamer」のビデオ。
新型コロナウイルスの影響による外出自粛を受けて作られました。ワンオクのメンバーが各自宅で撮影した映像が組み合わされたビデオで、サビの歌詞 “完全感覚” が “完全在宅” に変わっています。
歌詞が今の状況では新たな意味合いを持つ
このビデオを見て僕は「この外出自粛の状況では歌詞が新たな意味合いを持つな」と思いました。
Past time has no meaning for us, it’s not enough!
(僕らにとって過ぎ去った時間は何の意味もない、まだ足りないんだ)
「僕らにとって過ぎ去った時間は何の意味もない」という歌詞が「ウイルスによる外出自粛期間は辛いけど 過ぎ去れば忘れられる」という意味に聞こえます。
Will we make it better or just stand here longer
(僕らは現状を改善できるか、それともここに突っ立っているだけ?)
Say it ”we can’t end here till we can get it enough!!”
(まだこんなところで終われないって叫ぶんだ)
響く歌詞ですね。ウイルスで僕たちの日常は破壊されました。
この現状を改善するのか?それとも何もしないのか?
まさに現在、僕らに突きつけられている問いですね。
どうだい?予想外?
面食らって、はばかれて
後退?して撤退?ってYeah!!
完全感覚Dreamer的空想!!
誰が何を言おうが言わまいが無関係!!
どうやったっていつも変わらない壁を
闇をこれからもぶっ壊していくさ!!
完全在宅Dreamer
今の予想外の状況に面食らって後退することもできます。
しかしこの曲ではその壁を壊して、闇を切り開くことが歌われています。
歌詞がほぼ変わらなかった
「完全在宅Dreamer」は「完全感覚Dreamer」と歌詞がほぼ変わりませんでした。サビの「感覚」が「在宅」に変わっただけです。もっと大幅に歌詞を変えることだってできたはずです。
しかし歌詞の変更はありませんでした。これはあえてオリジナル版の歌詞を聞かせたいということではないでしょうか?
実際、このウイルスに悩まされている僕たちが今聞くと以前とは異なった意味で聞こえてきますよね。この曲の歌詞が今ワンオクの伝えたいメッセージと重なるのかも知れませんね。
ワンオクが伝えたかったもの
歌詞を見て「この状況から抜け出すための戦略や策がなくても在宅でコロナ後の世界を想像して夢を見続けよう」というメッセージが込められているのかなと思いました。完全在宅という単語が外出自粛を促してるのもさすがです!
外出できなくても悲観するのではなくポジティブでい続けることが大切ですよね。ONE OK ROCK!最高のビデオをありがとう!!!